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愛知県名古屋市中区丸の内 弁護士加藤英男の日々是精進日記(ツィッター:@BengoshiKH)
by bengoshi_358
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顧問料は高いか。
週末に読んだ「一流の条件」(山崎武也著・PHP文庫)に興味深いお話がありました。
この本は、コラム記事をまとめたような本で、ワンテーマ4〜5頁でたくさんのお話があります。
そのうちで、「本と知恵は貸すな」というお話が印象に残りました。

著者は他人から「お知恵を借りたい」と相談をもちかけられるそうです(高名なコンサルタントですからネ)。

「簡単にイエスか、ノーかでいいんです。電話で1〜2分で済むことだから。」
尋ねてくる方には軽い気持ち、甘えがあります。簡単に答えているように思われるけれど、その答えというのは膨大な時間の勉強と経験の蓄積によるものだということを忘れています。そして、場合によってはその「イエス」「ノー」により莫大な価値があります。だからその助言を得ようとしているのですね。


わたしたちのような士業種は、業務としてご相談者の質問に応じています。
そして、企業や個人の方と顧問契約を結ぶことが多いです。
日常的に相談し、答えられるように、継続的な関係を築くわけです。
継続的におつきあいをさせていただいた方が相手先の事情もよくわかるので、適切、適格な助言が可能になります。相手先としても安心し、気軽に相談できます。

ここでネックになるのは顧問料です。

高いと言えば高い、安いと言えば安い、です。
ただ、ご依頼者の側には高いという印象の方が一般的には強いようです。

かく言うわたしも、顧問契約を結んで欲しいという企業から月額顧問料がいくらかと尋ねられ、事務所の報酬基準そのままにお答えしたら、「考えさえて下さい。」と言われてそれっきりになったことがあります。
*(現在、全ての顧問先企業からは例外なく月額5万円いただいています。)
*(但し、3か月更新で、無駄だと思われたら1か月前にご通知いただくことでごく短期に終了できるようにしています。また、長期間相談実績がない場合には、事件受任の場合の事件報酬に振り替えています。)


さて著者は、こう書きます。

「顧問料が安すぎるのは、金を捨てているようなものだ。少しばかりの金で内容のよい業務を期待するのは間違っている。お互いに公正な立場で仕事をするという大原則に反している。」

さらに、最後に次のように1文にまとめています。

「金は多く払いすぎると、払い過ぎただけの損であるが、少な過ぎると払った金の全額の損である。」


著者はどちらかと言えば、わたしたち士業種の側の人。そのご意見は、まさにわたしたち側の勝手な言い分です。


わたしは、わたしのようなごく普通の弁護士を顧問としてお迎えくださり、ご相談くださる人生の先輩である社長の皆様、新進気鋭の青年実業家の皆様を思うと、「自分は十分に役に立っているであろうか。」と自問させられます。

そして、顧問先企業のご期待と必要にタイムリーにお応えできるように、常日頃勉強し、オンの状態でいられるように準備万端整えておかねば、と思っています。
それこそが、「お互いに公正な立場で仕事をするという大原則」の前提としてわたしたち士業種に課せられた宿命ですから。
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by bengoshi_358 | 2005-12-19 02:37 | 日々雑感
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