「THE BRAND BIBLE(ザ・ブランド・バイブル) 一つでも多く一円でも高く売る“不変の錬金術” (2冊セット)」 水野 与志朗 著 総合法令出版
今日は早起きできたので、上記を読了。
「アイディアと生き様」に裏打ちされたブランドでなければ、生き残れない、戦略の意味はない、と教えられました。
また、言葉の重要さ、つまり自身を語る言葉、一言で相手に自分を伝える説明文を持つことが大切だと思います。
この本は、装丁が面白い。
文庫本2冊程度の本が、アクリルケースによりパッケージされて立読みができません。
内容は、装丁の重々しさと、帯のキャッチフレーズとは違って、意外にシンプルで、簡単、軽妙な語り口です。
マーケッター編、トップマネージャー編とに別れていますが、前編に主たる言いたいことが書かれていて、後編はブランド戦略だけではなく、著者の言葉で語ったマネジメント一般のお話で類書をあげるにいとまなし。
前編では、「こういうブランド戦略は失敗する」というダメな方法論を挙げることで、うまくいくブランド戦略はなにか、自分はどんなブランドを創るのか、を考えるヒントになります(決定版はない、ということです)。
結局は、「オリジナルなアイディアと生き様」の裏打ちが大事。
ミッション、バリュー、戦略を固めた上で、自らそれらに従って生き、経営し、その上でそれを効果的に市場に伝えること。
どうやら、行き着くところはここかなぁと思いました。