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愛知県名古屋市中区丸の内 弁護士加藤英男の日々是精進日記(ツィッター:@BengoshiKH)
by bengoshi_358
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ある裁判官の訃報
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実務修習で配属された部で指導をして下さった、いくらか期が上の裁判官が亡くなられていたことを時間が相当経過して知る。

この年明けに亡くなられたと聞く。

気難しく、争点整理もきつく、介入尋問も多かったようだが、駆け出しの頃は、修習でその裁判官の人間味も分かっていたし、指摘されることはごもっともなことばかり。
恥ずかしい事件処理はできないという緊張感と、修習の延長のように、素直に指導をきくという気持で要求以上に対応してやろうとがんばった。


最後に裁判所でお会いしたのは、民事再生事件だった。

余りに資金がなく、審問の時に、依頼者にも私にも厳しく言われた。
そして、「代理人だけ別室に来てください!」と言われ、恐る恐る出向いた。

そこで、幾つか指摘を受け、認可のための条件を示された。

その後、依頼者は頑張り、条件をクリアし、再生は通った。

依頼者は、昨年、無事に再生計画案どおりに支払い終えた。

あの裁判官でなければ、事務的に機械的にこなすだけの裁判官であったなら、きっと再生は通らず、身体に軽い障害を持った依頼者は、経営していた店を手放し、働き先はなく、福祉に頼れたかも分からなかったろう。

今は、細々ながら店を続け、胸を張って生きている。

裁判官は概して激務に追われている。

繁忙、人手不足気味の裁判所、支部勤務の後はいくらか暇な他所に配転されるようだが、官も、民と変わらず、人気者は常に忙しいということもあるのだろうか。

健康は自分で気を付けて、自分で守っていくしかない。

それにしても、あの裁判官がいなくなった残念さと寂しさは、寄せては引き、引いては寄せる。
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by bengoshi_358 | 2011-04-29 16:58 | 日々雑感
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