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愛知県名古屋市中区丸の内 弁護士加藤英男の日々是精進日記(ツィッター:@BengoshiKH)
by bengoshi_358
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過払金返還請求事件
今日は、青臭い議論を書面上でしてしまいました。

和解で相当額の提示があります。請求額と提示額の差額は、、、、5万円!
今担当している唯一の簡裁事件。
相手は大きな会社。

別にがんばって5万円アップさせても自分の報酬にはつながりません。
でも、がんばってしまいます。
準備書面をびっしり4枚書きました(まだ増加するかも!)。

大企業だからこそ、きちんとしてほしい。
理屈で闘ってくる以上、理屈できっちり返します。
(サラ金業者の場合には、理屈はどうあれ迅速な解決をということでざっくばらんに話し合いができます)

この件では、多くのサラ金業者が早期に示談をしてくれていたのですが、大手企業が顧問弁護士を立てて一切拒否。門前払い。まるで、いいがかりをつけないで欲しいというような。

それで裁判になりました。

違法金利は業者がサラ金か大企業かに関わりありません。
こういった問題の勉強会があって、わたしも参加率は悪いのですが、一応MLにも入れていただいたり、メンバーということになっております。
消費者問題関係の事件での解決基準というのがあって、安易な妥協はできません。

依頼者の方もサラ金からは示談で十分な過払金の返還を得ているので、この件はとことんやってくださいというスタンス。
勉強会の中心弁護士(いつもお世話になっています!)からは、参考になる下級審裁判例をいくつも教えていただき、後押しをしていただきました。
経済的合理性はないのかも知れません。

しかし、その先生曰く、「きちんとやっていかないと何も変わっていかないよ。」

そう、何かを変えたいと思ったら、経済的合理性は後ろに退く。

常々わたしは、「経済的合理性のない争いは避けましょう。」とお話させていただいています。
でも、例外もある。
There is no rule without exception.

今回の事件も例外の1つ。
ふつうは早期の示談で終わる事件です。


追伸 非常に役に立つ本をご紹介します。
先の勉強会の中心人物らである弁護士グループが書かれました(残念ながらわたしは執筆参加しておりません)。

「Q&A 過払金返還請求の手引き(CD-ROM付)」名古屋消費者信用問題研究会編(民事法研究会)¥2,800

この種事件は、誰でもやれそうで誰もがやっていない事件でした。
渉外、知的財産、大規模事件等、かっこいい事件は皆がやりたがって研究します。
でも、こういった消費者関係の事件は一部の方しかやってきませんでした。しかも、理論的に詰められることはあまりなかったように思います。
しかし、彼らがやってくれました。感謝です。(/^^)/
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by bengoshi_358 | 2005-10-14 16:39 | 日々雑感
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