今日は先週末の大学での講義の中でご紹介したアンダーライン(サイドライン)の引き方について。
法律のテキストは専門用語があり、また非常に論理的に組み立てられているので、うまくアンダーライン、サイドラインを引くと後でとても読みやすくなります。
わたしが実際に行っていた方法(ハーバードビジネススクールの留学生から「大学1年生、2年生のときにやってたよ!」と言われました)をお教えします。
やはりテキストは高価なので、定規を使って引きます。
縦書きの場合、読みながら線が引けるように、行の左側に線、サイドラインを引きます。
横書きでしたら、下、アンダーラインで結構です。
色は、5色法では下記のとおりです。
赤=見出し、そのページないし単元中の最重要専門用語
ピンク=見出し語、最重要語の定義
青=専門用語、重要後、キーワード
黄=青で記した語句の説明補助語ないし文
緑=学説、判例
3色法では下記のようになります。
赤=上記の赤、青で線を引くべき語句、文章
青=上記の青で線を引くべき語句、文章
緑=上記の黄で線を引くべき語句、文章
高価な専門書では定規で線を引いて行きますが、今のわたしはビジネス書を毎日1冊近く読みます。ですので、定規では追いつきません。また、テキストほど高価でもないので、線を引くのをミスしたとか、汚くなってしまったとき(電車の中で線を引いていて揺れて線がぶれたとか)、どうしても嫌だったら新しい本を買ってしまえばいいや、とわりきります。
今度の講義では線を引いた具体例の本を持って行ってお見せしようかな、と思います。
それから、肝腎なことは、線を引いておしまいなのではなく、繰り返し読むことです。
50回読む。そうしたら、必ず頭に入ります。2回目からは速読、読み飛ばしでも結構。テキストがまるごと画像として記憶されることでしょう。