刑事事件の弁護団に入れていただいているが、その時の検察官の法廷活動に少し驚いた。
裁判員裁判ではないのだが、裁判員裁判対策の試運転という様相のものだった。
例えば、パワーポイントを利用し、「弁護人の主張は○○ですが、…」と弁護人の主張を映した画面を見せて、「これは大きな間違いです」と語ると同時に、画面の弁護人の主張に大きな×マークが現れて張り付き、弁護人の主張は木っ端みじんに砕かれて消えて行くという演出をされました。
次から次への、電子機器を利用したプレゼンに、弁護団は唖然とした。
「そこまでするか」と。
でも、検察官の法廷活動はとてもわかりやすかった。
裁判官がどう感じたかは別にして、わかりやすいにはこしたことはない。
長時間の審理が続いた後であれば、裁判官にも、弁護人にも疲れも出る。
わかりやすさは役に立たないことはない。
私のパソコンにもパワーポイントがインストール済みであるのを忘れていたが、昨日から使い始めた。
まずは手控えに。
OmniGraffleの方が軽くて使いよい面もあるが、少しパワポも使ってみよう。
依頼者に説明するにも必要に応じて使ってみよう。