「人生の答え」マイケル・J・ローズ著 徳間書店
これはこの数年で読んだ数少ない小説の中でおもしろかった本です。
<いわゆる事故というものに巻き込まれた場合(注〜「事故」でなくともどんな災難でもけっこうです)、他人を批難したりせず、そうなるに至った自分の考えや出来事をよく検討すれば、必ず自分自身の中にその原因が見つかるものだ。そうすれば、ともすれば堕落に導くような自滅的な考え方や行動の型を修正することができる。>
<あなたの内面の許可を得なければ、誰もあなたに対して何もすることはできないのだよ。>
<今後は決して、自分を蔑んではならない。あなたの生命の光を高く掲げ、さらに高く明るくするよう心がけ、決して弱めたり暗くしたりしてはならない。あなたは光の番人だ。その使い方を学びなさい。>
いくつか心に留まる言葉がありました。
わたしは、どんどん線を引いて行きます。
そして、それを時にメモります。
この本は素晴らしい言葉がたくさんありました。
積極思考のビジネス書や前向きなことが書いてある本が読めないくらい、どうしようもなく辛いとき、こういった小説を読むとやがて元気復活です。
小説はじんわり効いてきますね。
この手の作家は、マイケル・J・ローズのほかに、パウロ・コェーリョがいいです。お勧めです!
「アルケミスト」(角川文庫)は、何冊も買ってクライアントに差し上げてきました。
「第5の山」も素晴らしかった。
<人が真剣に何かを望むとき、全宇宙が味方してそれが実現するのを手助けするのだ。>(アルケミストより)
わたしは、この言葉が大好きです。
事務所ファックス用便せんにも入れてしまった位です。
人が真剣に何かを望むとき、全宇宙が味方してそれが実現するのを手助けするのだ。
あなたが真剣に何かを望んだのはいつが最後ですか。
心から願い、行動しましたか。
今はどうですか?
わたしも今日小さな行動の一歩を着実に進めようと思います。