人のご縁ということの不思議について思います。
修習中、駆け出しの頃にお世話になった方々、修習先の裁判所、検察庁の方々、イソ弁先の顧問会社法務担当者の方々の定年などの消息を聞くと、10年、20年なんてあっという間なのだと思います。
いろんな方々にお世話になり、また日々いろんなっ方々に出会い、関わらせていただいています。
多少の関わりだけで別れて行ってしまう方々もいれば、長らくご縁の続いている方々もいます。
人は人によって磨かれるといいますが、確かにそうです。
お世話になった方々、わずかな接触だけど重要な気付きやヒントを下さった方々のお一人お一人の顔と名前を思い出し、感謝します。
会うことができたり、手紙を書くことができる方にはできるだけそうしようとできるだけ思います。
これまでの全ての出会いと別れと気付きによって、今のわたしがある。
これは動かせない事実。
もう、会うことも、手紙を書くこともできなくなってしまった方々には心の中で手を合わせます。
思い出すと淋しくなってしまうばかりですが、いつかまた会えると信じて。
わたしはまだまだ進んで行かなければなりません。
これからも時間はあっという間に流れて行くのでしょう。
焦らず、慌てずでよいけれど、日々もう一度念入りに生きることを心がけようと思います。
少年時代、若い頃は、自分が嫌になることが多かったけれど、今は、わたしはわたしでしかないし、このわたしとしてがんばってできる限り、人として成長、完成に至るよう追求するしかありません。
生み、育ててくれた両親にも感謝です。
いろんなものとの出会いが今のわたしになっています。
すべてはおかげさま。